プラカードから気絶まで!やらせが当たり前?芸能界「サクラ」の実態―四川省

Record China    2010年1月8日(金) 20時30分

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6日、芸能人のファンを装う「サクラ」の実態を、四川省の地元紙が伝えた。写真は05年、浙江省杭州市で行われたオーディション番組「超級女声」のコンサート。

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2010年1月6日、芸能人のファンを装う「サクラ」の実態を、四川省の地元紙・天府早報が伝えた。

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記事は四川師範大学の4年生、胡(フー)さんの証言として伝えた。胡さんによれば、サクラの仕事は、「応援グッズやプラカードを掲げる」が20元(約270円)、「熱狂的な声援を送る」が50元(約680円)、「喜びのあまり大泣きする」が100元(約1350円)、「興奮のあまり気絶する」が200元(約2700円)と、その難易度の高さにより“ギャラ”の額が決まる。仕事ぶりが認められれば、ボーナスまで支給されるのだとか。こうした「サクラ」は四川省の成都市だけで少なくとも100人以上は存在するというから驚きだ。

依頼主はレコード会社やイベント企画会社など。サクラが駆り出されるのは新人歌手ばかりでなく、かなりの人気歌手である場合も少なくない。サクラは四川省だけでなく中国全土に広がっており、仕事内容に応じて「ブルーカラー」「ホワイトカラー」「ゴールドカラー」といったランク付けまでされている。「ゴールドカラー」クラスになると、月収1万元(約13万5000円)以上の高給も可能だという。(翻訳・編集/NN)

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