異変続々、北朝鮮デノミ=百貨店に買い物客殺到、人民元が闇市場で170倍も高騰―韓国メディア

Record China    2010年1月6日(水) 11時42分

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4日、韓国メディアの報道によると、昨年11月にデノミを実施した北朝鮮では、新通貨と中国・人民元の換金レートが闇市場で170倍の高騰を見せ、年明けの百貨店などには買い物客が殺到しているという。写真はピョンヤン。

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2010年1月4日、韓国メディアの報道によると、昨年11月にデノミを実施した北朝鮮では、新通貨と中国・人民元の交換レートが闇市場で170倍の高騰を見せているという。千龍ネットの5日付の報道。

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北朝鮮政府は昨年11月、現行通貨のウォンに対し100分の1のデノミを実施。追って12月末に国内各地で支給された給与が、額面が変わらぬまま従来の100倍の価値となったため、年明けの百貨店などには市民が殺到しているという。朝鮮日報の報道によると元旦当日、平壌市内のデパートでは、本来午前10時となっている開店時間を7時半に早め、押し寄せる客に対応したと言うが、午後3時には入店制限を行うほどの盛況ぶりだったという。

また、中朝貿易に従事する関係筋によると、デノミ実施前には1人民元あたり588ウォン(つまり、新制ウォンでは5.88ウォン)だった交換レートが、昨年末には1000新ウォンにまで、実に170倍の高騰を見せた。これは、年末に北朝鮮の輸入が増加したことと、北朝鮮当局が外貨の使用を禁止したことに起因するようだ。(翻訳・編集/愛玉)

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