Record China 2010年1月4日(月) 21時54分
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1月3日、金融危機に端を発した世界経済の冷え込みのなかで、世界各国の中国人留学生たちはそれぞれの国で巨大な経済価値を創造している。写真は閉校した豪メリディアン・インターナショナル・ホテルスクール。
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2010年1月、金融危機に端を発した世界経済の冷え込みのなかで、中国の留学ブームはとどまるところを知らない。世界各国の中国人留学生たちがそれぞれの国で、巨大な経済価値を創造している。3日、法制晩報が伝えた。
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同記事によると、08年、中国人留学生による「経済効果」を最も受けたのは、中国人留学生数が最多のオーストラリアで、留学生たちがもたらしたGDPは150億豪ドル(約1兆2500億円)を超えるという。以下は国別中国人留学生数と留学費用の平均額の比較データ。
英国 7.5万人 学費103〜177万円/年、生活費95万円/年
豪州 13万人 学費136〜204万円/年、生活費68〜109万円/年
日本 7.4万人 学費82〜109万円/年、生活費68万円/年
韓国 4.5万人 学費41〜54万円/年、生活費41〜54万円/年
カナダ 4.1万人 学費95〜109万円/年、生活費82〜95万円/年
ニュージーランド 2.5万人 学費82〜109万円/年、生活費41〜54万円/年
シンガポール 1.5万人 学費68万円/年、生活費41〜54万円/年
(数値は各国政府やメディアが発表したもの)
オーストラリアにおける中国人留学生の「経済貢献率」が高い原因は、同留学生が最多であることに加え、同国のGDP規模が他の経済大国と比べ小さいことにあるという。米国、英国、日本などでは留学費用が高いにもかかわらず、GDPにおける中国人留学生の貢献率はいずれも0.1%未満にとどまっている。
経済効果を見込んでより多くの中国人留学生を受け入れるために、先進各国は奨学金、留学生への就業支援やビザ申請を含む手続きの簡素化など、さまざまな手を打ち始めた。(翻訳・編集/津野尾)
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