2010年1月1日、上海市河南路の橋に亀裂が入り、亀裂から発泡スチロールなど大量のゴミが現れた問題で、上海市当局は調査結果を発表し、工事現場管理における施工業者の重大な違反行為であり、業者と責任者に対しては厳罰でのぞむべきだと表明した。新華網が伝えた。

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同記事によると、亀裂が入り亀裂部分に充填されたゴミが発見されたのは、同橋の街灯の柱と橋の主柱の境界部分。施工業者は主柱の表面にグラスファイバー混入コンクリート板を装着していたが、その際必要な措置をとっていなかったためコンクリート板に亀裂が入ったのだという。主柱の部分には亀裂は発見されていない。橋の正常な通行には影響はないという。

上海市建設交通委はすでに、施工業者に対して補修工事を命じている。また、同様の事故の再発を防ぐため同市の建設プロジェクトに対する監督を強化するという。（翻訳・編集/津野尾）