<09年中国10大ニュース・10>「1か月ルール」破りに批判、天皇陛下と中国副主席の特例会見

Record China    2009年12月31日(木) 23時45分

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09年に中国で起きたさまざまなニュースを「09年中国10大ニュース」として振り返る。最後は天皇陛下と中国の習近平国家副主席の特例会見のニュース。写真は習副主席。

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建国60周年の節目を迎えた中国。今年もさまざまなニュースがあった。その中から象徴的な10の出来事を「09年中国10大ニュース」として振り返る。

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最後は天皇陛下と中国副主席の特例会見のニュース。2009年12月15日、天皇陛下と中国の習近平(シー・ジンピン)国家副主席が皇居で会見した。習副主席は昨年5月に起きた四川大地震の際の日本の支援に感謝の言葉を述べたほか、会見の実現について謝意を述べ、胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席からのメッセージを伝えた。

この会見をめぐっては、「政府首脳による天皇の政治利用」との批判が巻き起こっていた。これは宮内庁が11日、天皇陛下と習副主席が15日に会見予定であると発表したことが発端。本来、外国の要人が天皇陛下に会見する際には1か月以上前に書面申請を行う慣例となっており、宮内庁は当初、会見を断っていた。これを、鳩山由紀夫首相が首相官邸を通じて宮内庁に再度要請、これを受けた羽毛田信吾長官が日程の調整を行い、特例会見となった。(編集/TH)

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