商品の国際化が目的?中国の広告業界で外国人モデルが大モテ―米紙

Record China    2009年12月30日(水) 4時58分

拡大

28日、中国の広告業界で外国人モデルが人気だという。写真は上海モーターショーの外国人モデル。

(1 / 4 枚)

2009年12月28日、環球時報によると、米紙ワシントン・ポストは26日付で、中国で外国人モデルが持てはやされていると伝えた。記事によると、中国では現在、ブランド品のカタログ、屋外広告、テレビコマーシャル、ファッションショーの舞台など、至るところで外国人モデルの起用が目立つという。外国人モデルの大部分は、青い目をした金髪女性や鍛えられた筋肉美を誇る男性モデルで、ジーンズから下着まであらゆる商品の宣伝に起用されている。

その他の写真

こうした商品のほとんどは上海深セン広州などの地元ブランド品や地元メーカー品で、パッと見には中国産商品のコマーシャルに外国人が起用されているのは不釣り合いのようにも思われる。しかし、メーカーや販売店側は、外国人モデルの起用によって自社ブランドに「国際性」を持たせようと躍起になっている。

深セン市のあるモデル派遣会社の関係者によると、20〜30社が外国人モデルの派遣業を営んでおり、契約のある外国人モデルは毎月300〜500人に達しているという。関係者は「契約期間で一番多いのは3カ月以内の短期契約。金額は中国人モデルに比べて30〜50%高だが、『国際化』のために多くの企業が外国人モデルを好んで使用する」と内情を明らかにする。

記事は「外国人モデルの多くがマンションを共同で借りてルームシェアをしている」とし、「ギャラは仕事量によってまちまちだが、条件の良い仕事なら3カ月で1万〜3万ドルになったケースもある」と紹介している。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携