Record China 2009年12月29日(火) 22時56分
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27日、中国紙は、「メイド・イン・チャイナ」は世界各国で「安かろう、悪かろう」のイメージが定着していたが、最近は徐々にそのイメージが改善されつつあると報じた。写真は江蘇省南通市の毛布製造工場。
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2009年12月27日、中国紙・環球時報は、「メイド・イン・チャイナ」は世界各国で「安かろう、悪かろう」のイメージが定着していたが、最近は徐々にそのイメージが改善されつつあると報じた。
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記事によれば、英紙フィナンシャル・タイムズは「中国製品はもはや安物のジーンズやプラスチック玩具の代名詞ではない。今や世界的ファッションブランド・アルマーニのハンドメイドも任されている」、米ブルームバーグは「中国製品は安さだけが取り柄だったが、今は違う。技術力も急速に進歩している」と報じるなど、「中国製品=粗悪品」のイメージが徐々に払拭されつつある。
英国のPR会社「Lawson Dodd」が中国人に聞いた「中国製品は英国製品より質が劣るか?」との質問でも、55歳〜64歳の60%、65歳以上の56%が「劣る」と回答したが、18〜24歳、25〜34歳ではそれぞれ33%と32%に止まった。記事は、中国でも年齢が下がるに従い、「メイド・イン・チャイナ」に対するイメージが向上していると強調した。
中国社会科学院世界経済問題の専門家・万軍(ワン・ジュン)氏は、中国製品のイメージが長い間芳しくなかった理由について、「価格の安さだけを強みとした製品を輸出してきたせいもあるが、海外企業の策略も影響している」と指摘。特に世界的な経済危機で保護貿易主義が台頭している今、メディアと結託して価格競争で優勢を誇る中国製品にわざと汚名を着せているとの見方を示した。
中国政府は11月から、米CNNなどを通じて「メイド・イン・チャイナ」のイメージCMの放映を始めた。CMは中国商務部の指導の下で制作され、「中国製品は世界各国と手を取り合い、人々に高品質の製品を提供している」と強調している。(翻訳・編集/NN)
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