自動車保有、2010年までに7000万台を突破=環境対策が最重要課題に―中国

Record China    2009年12月25日(金) 19時24分

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24日、中国の自動車保有台数は2010年には7000万台を突破する見通しであることが分かった。資料写真。

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2009年12月24日、中国の自動車保有台数は2010年には7000万台を突破する見通しであることが分かった。中国新聞網が伝えた。

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アジア製造業協会の羅軍(ルオ・ジュン)CEO兼事務局長が明らかにした。羅事務局長によれば、自動車の二酸化炭素(CO2)排出量は世界全体の排出量の17%を占めており、コペンハーゲンで開かれた国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)でも厳しい削減目標が掲げられた。同事務局長は、各国はクリーンエネルギー自動車の開発を急いでおり、3〜5年後には欧米、日本、韓国および中国など新興国でも大量生産が開始され、一般家庭にも普及していくとの見方を示した。

中国は今年、新車生産・販売台数がそれぞれ1300万台の大台を突破し、世界一の自動車大国となったが、国産ブランド車の市場シェアはそれほど高くない。だが、同事務局長は、中国の自動車メーカーはこの10年で外資との合弁や提携を通じ、目覚ましい発展を遂げており、特にクリーンエネルギー車の開発においては世界に引けを取らないレベルに達しているとの自信を見せた。

また、ガソリンエンジン車に関しても、温室効果ガスの排出量を抑える技術の開発が進めば、その競争力は依然高い水準を保つとの見方を示した上で、中国は今のところ、こうした技術の開発に力を注ぐとともに、クリーンエネルギー車の開発と産業化も同時に進めていく方針だと述べた。(翻訳・編集/NN)

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