「弁当男子&女子」が大増殖!ホワイトカラー層の食生活に変化―中国

Record China    2009年12月25日(金) 23時5分

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22日、四川省成都市で「お弁当」の販売が好調となっている。多くの会社員が昼休みになると持参したお弁当や買ってきたお弁当を食べるようになっている。写真は中国のお弁当(販売品)。

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2009年12月22日、四川省成都市で「お弁当」の販売が好調となっている。多くの会社員が昼休みになると持参したお弁当や買ってきたお弁当を食べるようになり、外食する人が徐々に減少している。お弁当の普及には不況が大きく影響しているという。四川在線が伝えた。

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あるOLが朝起きて最初にすることは食事の準備。だが、これは朝食ではなく、昼食と夕食の2食分。昼食はタッパーに詰め、会社の電子レンジで温める。夕食も帰宅後に電子レンジで温めるだけで済むので楽だと話す。朝食はこれまでどおり、お粥と買ってきた蒸しパンに漬け物、豆乳。これまでは3食とも恋人と外食していたが、自炊とお弁当という生活になり、2人で月2000元の食費が半分に減ったという。

ある夫婦は昼食をお弁当に切り替えた理由を「いつ職を失うかわからないから」と言い、少しでも節約するように心がけているという。成都市内の大型スーパーでは、昨年後半からお弁当箱の売り上げがのびており、現在は去年と比べて数倍にも増えていると話している。

中国人の多くは冷めた食べ物を嫌い、冷たくなったお弁当を買うなどこれまでには考えられなかったことだが、景気後退をきっかけに若い世代、とくに80年代生まれを中心に、食生活のスタイルが変わってきていることが窺える。(翻訳・編集/岡田)

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