2009年12月17日、米国勢調査局が15日にインドの人口が2025年には中国の人口を抜き世界一になるとの予測データを発表したことを受け、中国のニュースサイトがアンケート調査を行ったところ、約8割が「うれしい」と回答したことが分かった。環球網が伝えた。

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米国勢調査局は15日、ホームページ上で国際人口に関するデータベースおよび関連記事をリリースした。それによると、中国人女性の出生率は、1990年に2．2だったものが1．6に下がってきており、年間の人口増加率は0．5％になっている。一方、インド人女性の最近の出生率は2．7で、人口増加率は1．4％に達している。この結果、2025年にはインドの人口は13億9600万人、中国の人口は13億9460万人となり、インドが中国を抜き世界一になると予想している。

この結果について、環球網が16日からネット上でアンケート調査を行ったところ、17日午前現在で、79．8％（回答者2029人）が「うれしい」と回答し、「残念」は4．3％（109人）に過ぎなかった。また、「複雑な気持ち」との回答は15．9％（404人）だった。ある回答者は「地球は1つしかないので、インドも一人っ子政策を実施してほしい。人が多すぎると地球にとって脅威だから」とコメントした。

中国人民大学労働人事学院の鄭功成（ジョン・ゴンチョン）教授は「人口は国家の国際的地位に影響を与える要素のひとつであるが、一定の基礎ベースを築いた後は、人口がむやみに増加することは必ずしも良いことでない」とし、「中国としては、人口が10億人あれば国際的な地位を維持するには十分」と語っている。（翻訳・編集/HA）