21世紀の10大建築を発表!北京五輪メインスタジアム「鳥の巣」は第6位―英紙

Record China    2009年12月18日(金) 2時43分

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16日、英紙・ガーディアンはこのほど、21世紀最初の10年における「世界10大建築物」を発表した。その中で、北京五輪のメインスタジアム「鳥の巣」が第6位に選出されたことが分かった。写真は鳥の巣。

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2009年12月16日、新京報によると、英紙・ガーディアンはこのほど、21世紀最初の10年における「世界10大建築物」を発表した。その中で、北京五輪のメインスタジアム「鳥の巣」が第6位に選出されたことが分かった。

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記事は、21世紀に入ってからの建築物は高さなどを競う傾向が強く、建築中のブルジュ・ドバイは818mにも達していると紹介。しかし一方で、建築評論家ジョナサン・グランシーの「こうした傾向は投機と過度の消費がもたらしたもので、現況は著名な建築士やデザイナーたちの天下であるとも言える」との批判的な意見を掲載している。

また、北京大学建築研究センターの王●(ワン・ユン、●は「日」偏に「均」のつくり部分)副教授は「21世紀に入ってからの建築物は、合理性を判断基準としない傾向が続いており、一方で高さ、変化、奇抜さなどを追及し、ニュース性を重視して建築されている。しかし、こうしたトレンドは中国の建築物がどういった方向へ進むべきかを提示している」とコメントしている。

「世界10大建築物」に選出された10大建築物は以下の通り。

1)ミレニアム・ドーム(所在地・英国・ロンドン、完成年2000年)

2)「スイス・エキスポ2002」で建築されたブラー・ビルディング(スイスのイベルドン・レ・バン、2002年) 

3)サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン2002(英国・ロンドン、2002年)

4)30セント・メリー・アクス(英国・ロンドン、2003年)

5)ヨーロッパ南天天文台ホテル(チリ・セロパラナル、2003年)

6)鳥の巣(北京国家体育場)(中国・北京、2008年)

7)セント・パンクラス駅(英国・ロンドン、2007年)

8)ミヨー高架橋(フランス・アヴェロン、2004年)

9)新博物館(ドイツ・ベルリン、2009年)

10)ブルジュ・ドバイ(アラブ首長国連邦・ドバイ、建築中)(翻訳・編集/HA)

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