中国が世界最大の市場に、消費低迷で米市場は縮小―米国メディア

Record China    2009年12月17日(木) 23時29分

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15日、中国市場の小売販売量が毎年17%という高い成長を続けており、中国経済全体の成長速度の2倍近くにのぼっていると、米国のメディアが報じた。資料写真。

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2009年12月15日、米メディアによると、中国市場の小売販売量が毎年17%という高い成長を続けており、中国経済全体の成長速度の2倍近くにのぼっている。法制晩報の報道。

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景気後退により、米国では日用品から嗜好品に至るまで消費を抑える傾向が高まり、市場規模が縮小しているが、中国では自動車など高価な耐久消費財を含めた消費が高まっている。とくに自動車や冷蔵庫、洗濯機や家庭用パソコンなどについては、中国はすでに米国を上まわる世界最大の市場となっている。

中国が現在の消費ブームから真の消費型社会へと転換できるかどうか、世界各国がその動向に注目しているが、中国は消費が高まっているとはいえ、現在の小売価格や為替レートから比較すると、中国の総消費額は米国の6分の1以下となっている。

目下40%もの高い貯蓄率を誇る中国が、今後さらに大きな消費を作り出せるかどうかは、今後年12%の経済成長を続けることや人民元切り上げなどが関係してくると、専門家は指摘しているという。(翻訳・編集/岡田)

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