Record China 2009年12月15日(火) 16時59分
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14日、翌年に開催される上海万博の中でも、特にユニークな意匠を持つ建築物として注目されている日本パビリオンが屋根部分まで覆われ、その全体像を現しはじめた。
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2009年12月14日、翌年に開催される上海万博の中でも、特にユニークな意匠を持つ建築物として注目されている日本パビリオンが屋根部分まで覆われ、その全体像を現しはじめた。チャイナフォトプレスの報道。
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今年2月末に着工した日本館の敷地面積は6000平米で、予算総額は130億円。上海万博に出展する外国のパビリオンとしては最大規模となる。「生命体のように呼吸する建築」をコンセプトとし、日本伝統の“環境との共生”を反映する。
4月には、パビリオンの愛称「紫蚕島 (日本語名称:かいこじま/中国語読み:ズーツァンダオ)」が公募で決定した。「中国人にとって親しみやすく、言いやすい名称を」との条件に合致し、蚕(かいこ)の繭(まゆ)に似たパビリオンの外観を表現している点が評価された。
中国では不老不死を意味する蚕は、日中交流のシンボルでもある。蚕から作られる絹織物の生産技術は中国から日本へ伝来したものだからだ。また、パビリオン全体を覆う紫色は、日中両国にとって高貴を象徴する色となっている。
上海万博は来年5月より半年間開催される。期間中は鳩山首相も参観に訪れる予定。(翻訳・編集/愛玉)
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