身ごもり記念におなかに絵を描きニッコリ撮影―北京市

2006年11月12日の午前、北京市に住む張（ジャン）さんとそのご主人が、とある写真撮影スタジオを訪れた。

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スタジオのスタッフは張さんの妊娠して大きくなっているお腹に、鮮やかな色を使ってイヌの絵を描いた。その後夫婦はカメラマンの指示に従い、さまざまなポーズをとって記念撮影を行った。

かつて中国で写真店に撮影に行くのは、日本と同じように結婚や卒業時などの行事がある時ぐらいだったものだ。しかし近年若い夫婦が妊娠期間中に、赤ちゃん将来のためにお腹に絵を描いて記念写真をするようになった。その理由は、家族にとって子どもができたことはとても大事なことだから、記念したいという思いがあるためだ。

最近このような妊婦の記念撮影が、中国で大流行しているという。都会では専門撮影スタジオもできているほどなのだそう。ちなみに妊婦のお腹に描く絵は、基本的に子どもの生まれ年の「えと」である。日本の写真店も七五三の撮影以外に、こんな新しいサービスを導入してみたらいかがだろうか。中国で生まれたこの流行は、日本にもブームをもたらすかもしれない。