「寡婦年」の来年結婚すると夫に先立たれる!師走の駆け込み婚が急増中―中国

Record China    2009年12月6日(日) 18時58分

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2日、中国では今、年内に結婚してしまおうという「駆け込み婚」が相次いでいる。来年は「寡婦年」と呼ばれる不吉な年にあたり、結婚してはならない習わしになっているのだとか。写真は中国の結婚式。

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2009年12月2日、中国では今、年内に結婚してしまおうという「駆け込み婚」が相次いでいる。来年は「寡婦年」と呼ばれる不吉な年にあたり、結婚してはならない習わしになっているのだとか。河南省のニュースサイト・大河網が伝えた。

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「寡婦年」とは読んで字の如く。中国では昔から、この年に結婚すると「旦那さんに先立たれる」と言い伝えられている。では、なぜ来年が「寡婦年」なのか?その理由は、「立春」が来ないこと。中国人は春節(旧正月)を迎えて初めて新年の幕開けとなるが、来年は2月14日が旧暦の1月1日にあたる。ところが、来年の西暦による立春は2月4日。つまり、新年が来る前に先に立春が来てしまうため、来年は立春がない年になる。中国では古くから「春=若い男性」とされており、立春がないということは「若い男性=夫」がないという意味につながる。

最近は科学的根拠がない迷信とされ、特に若い人は気にしていない様子。だが、親や祖父母の世代にとっては大問題。「来年結婚する」と言っても許してもらえず、2月14日の春節までに慌てて結婚する若者が増えている。(翻訳・編集/NN)

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