海と空で各国と結ばれる世界の上海―上海市

2006年11月7日、ボーイング777のジェット旅客機が、上海浦東（プードン）国際空港からニュージーランドのオークランド市へ向け出発した。ここに中国とニュージーランドを結ぶ、初の航路での運航が正式に開始された。これは浦東国際空港の記念すべき100本目の国際航路である。

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上海浦東国際空港の2004年度の利用者数は2102万人で、17万8683台の飛行機が離陸着した。2008年北京オリンピックと2010年の上海万博に備え、空港は現在197億元を投資して拡大工事中で、2008年に竣工が予定されている。フランスの著名なデザイナー、ポール・アンドリュー氏のデザインで、カモメをイメージしたさわやかな雰囲気が、港湾都市の上海らしくてよい。

一方港務部門のデータによると、上海港は2006年10月末までに世界の300の港とを結ぶ航路を運営している。同市は近い将来に国際海運センターの地位を確立するため、現在その建設を急いでいる。