2009年11月29日、中国の温家宝首相は江蘇省南京市で、ジャン＝クロード・ユンケル欧州理事会議長、ジャン＝クロード・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁、欧州委員会の経済・通貨問題担当のホアキン・アルムニア委員と会見し、為替政策などについて意見を交わした。人民日報の報道。

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会談の中で温首相は人民元問題について触れ、「人民元の安定が世界金融の安定と経済発展に重要な貢献を示している」との見解を表した。さらに、「主体性・制御性・漸進性の原則のもと、柔軟な姿勢で人民元レートの基本的安定を保持していく」とした。

これに対し、ユンケル欧州理議長は「主要通貨の保持国は責任を持って財政・通貨問題改善に取り組むべきであり、EUと中国が通貨政策において協力関係を築けるよう望む」と発言した。(翻訳・編集/愛玉)