温室効果ガス、「中国は排出量世界一」報道に反論―中国外交部

Record China    2009年11月27日(金) 13時15分

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25日、中国外交部の于慶泰・国連気候変動会議中国代表は内外記者との座談会で、「中国の温室効果ガス排出量は世界一」との報道に対し、「累計で考えれば先進国の排出量は全体の8割に上る。今の状況だけ見るのは不公平だ」などと反論した。写真は中国各地。

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2009年11月25日、中国外交部の于慶泰(ユー・チンタイ)国連気候変動会議中国代表は内外記者との座談会で、「中国の温室効果ガス排出量は世界一」との報道に対し、「累計で考えれば先進国の排出量は全体の8割に上る。今の状況だけ見るのは不公平だ」などと反論した。26日付で人民網が伝えた。

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于代表は、「温室効果ガスの排出量を累計で考えれば、その80%は先進国が排出したもの。中国の人口で割った1人当たりの排出量は先進国の3分の1から5分の1だ。中国は世界の工場としての役割を担っているが、それを消費する国に責任はないのか」などと述べ、中国など発展途上国に先進国と同等の削減義務を負わせるのは不公平だと反論した。

座談会は中国外交部と中国記者協会が主催。AP通信、ブルームバーグ、ロイター、仏AFP、ドイツ通信社(DPA)、共同通信社などから100人以上の記者が参加した。(翻訳・編集/NN)

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