Record China 2009年11月26日(木) 19時55分
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24日、結婚したことを職場などで隠す「隠婚族」が中国で増えている。結婚が社会的な不利益をもたらすことが背景にあるようだ。資料写真。
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2009年11月24日、羊城晩報によると、結婚していることを周囲に隠す「隠婚族」が中国で増えている。結婚が社会的な不利益をもたらすことが原因となっている。
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「隠婚」について行われた調査によれば、約37%もの人が結婚したことを明かすことで雇用主や取引先からの信用を失うかもしれないと考え結婚を隠すかもしれないと答えた。こう答える人の多くは25〜35歳の女性だ。
結婚して数年のうちに出産をきっかけに休職する女性が多いことや雇用情勢の悪化がその背景にある。ある女性は、結婚したことを隠すのは止むに止まれぬ選択だとし、夫との電話も同僚に知られないよう隠れて話さなければならず、夫や家族に申し訳ない気持ちにかられると心の痛みを明かす。
専門家は「隠婚族」について「一種の自衛手段だ」と分析するが、同時に「これはあまりに危険な方法だ」と話す。結婚を周囲に隠すことで、本来得られるはずの充足感や満足感が得られないばかりでなく、結婚が周囲に知られれば職を失うことにもなりかねない不安を抱えることになり、また「未婚」の状態が生活に長く入り込むことで家庭への責任感を感じにくくなってしまう危険性があると指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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