Record China 2009年11月16日(月) 19時28分
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16日、中国における新型インフルエンザによる死亡率は0.065%と、世界平均の1.24%を大きく下回るきわめて低い水準にあることが分かった。写真は上海。インフルエンザ予防でマスクをする人が目立つ。
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2009年11月16日、人民日報によると、中国工程院の李連達(リー・リエンダー)院士は11月14〜15日に北京市で行われた「海峡両岸(中台)中医発展大会」の席上、中国における新型インフルエンザによる死亡率は0.065%と、世界平均の1.24%を大きく下回るきわめて低い水準にあると話した。
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中国衛生部の統計によると、11月13日までに中国国内の31省・区・市で報告された新型インフルエンザ(H1N1)の感染数は6万5927例で、死亡者は43人。世界保健機関(WHO)の統計によると、11月8日までに全世界206か国・地域で確認された感染数は50万例余りで、少なくとも6200人余りが死亡している。世界平均の死亡率は1.24%で、中国における死亡率の約20倍となっている。
李院士は中国における新型インフルエンザの死亡率の低さについて、予防措置が適切であること、早期にワクチン接種を行ったこと、中国医学による治療が効果を発揮したことの3点を挙げ、「タミフルは耐薬性や副作用などの理由から最良の選択とは言えない」と指摘。中国医学は早〜末期、症状の軽重にかかわらず効果があるとし、インフルエンザ治療における漢方薬の研究を呼びかけた。(翻訳・編集/岡田)
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