<北朝鮮問題>中国の目的は「情勢の安定」、非核化目指す米国と大きな隔たり―仏メディア

Record China    2009年11月6日(金) 16時37分

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3日、フランスメディアは、北朝鮮の相次ぐ軍事的挑発は盟友の中国の怒りを買ったが、それでも中国政府は北朝鮮に圧力を加えることを望んでないと報じた。写真は北朝鮮。

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2009年11月3日、フランスAFP通信は、北朝鮮の相次ぐ軍事的挑発は盟友国の中国の怒りを買ったが、それでも中国政府は北朝鮮に圧力を加えることを望んでない、と報じた。4日付で新華網が伝えた。

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ブリュッセルに本部を置く国際シンクタンク、国際危機グループ(ICG)が発表した報告によると、中国政府は国連安全保障理事会が北朝鮮に新たな制裁を科す決定を下すことに賛成を示しているものの、一方で、これ以上厳しい制裁が加えられないよう引き続き北朝鮮を支援する考えも変えていない。中国が最も重視しているのは北朝鮮の非核化ではなく、情勢の安定。米国など諸外国の考えとは大きな隔たりがある。

中国は北朝鮮と米国が軍事衝突を起こすことを恐れている。北朝鮮政権が崩壊すれば、大勢の難民が中国に押し寄せてくるか、または朝鮮半島が統一され、38度線より北に米国軍が駐屯することになるからだ。中国外交部や一部の大学教授らは北朝鮮に強硬路線を取るべきだと主張するが、人民解放軍や共産党内部の「伝統派」がこれを抑えているという。(翻訳・編集/NN)

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