2009年11月1日、中国商務部の統計によれば、今年1―9月に反ダンピング調査を受けた中国製品は17件に上った。2日付で広州日報が伝えた。

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同統計によれば、今年1−9月、19か国・地域が中国の輸出製品88件を対象とした反ダンピング、反補助金、セーフガード（緊急輸入制限）などの貿易救済調査を実施。そのうち、反ダンピング調査は17件、反補助金調査は9件に上った。

第106回中国輸出入商品交易会（広州交易会）を視察した中国商務部の陳徳銘（チェン・ドーミン）部長は、こうした現状を受け、「中国政府は中国の法律と世界貿易機関（WTO）の規定に基づき、中国企業が国際市場における公正で自由な貿易環境が得られるよう最大限の努力をする」と述べた。

記事によれば、今回の交易会では、米国が9月、中国製タイヤにセーフガードを発動した影響で、中国タイヤメーカーとの商談に臨む北米企業はほとんど見られなかった。（翻訳・編集/NN）