<中韓>再生可能エネルギー開発や環境対策分野で、協力関係を強化すべき―韓国紙

Record China    2009年10月28日(水) 7時19分

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26日、韓国紙・中央日報は「韓中グリーン産業での協力の路」と題した記事を掲載し、中国で盛んな環境対策や再生可能エネルギーの利用促進に関し、韓国のかかわり方などについて検討した。写真は北京で開催された再生エネルギー・省エネ製品技術博覧会。

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2009年10月26日、韓国紙・中央日報は「中韓グリーン産業での協力の路」と題した記事を掲載し、中国で積極的に進められている環境対策や再生可能エネルギーの利用促進に関し、韓国のかかわり方などについて検討した。環球網が伝えた。

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記事によると、中国政府は、来年までにエネルギー消費量の20%削減(05年比)と環境汚染物質排出量の10%削減を目標に掲げている。さらに、二酸化炭素排出量の削減と地球温暖化防止のため、政府による景気刺激対策予算4兆元(約54兆円)のうち、約15%に当たる5800億元(約7兆8300億円)を投入するという。

さらに、2020年までに3兆元(約40兆5000億円)を投入し、全エネルギー消費に占める再生エネルギーの比率を15%まで引き上げる計画を発表している。この計画には、再生エネルギーの利用だけでなく、電気自動車や省エネ建築の推進、新材料の開発なども含まれている。特に、太陽エネルギー発電と風力発電による2020年の目標発電量を、それぞれ従来の180万kwから2000万kwへ、3000万kwから1億5000万kwへと大幅に増加させるなど、太陽・風力2種類の発電を再生エネルギーの重点に据えている。

一方、韓国側の評価によると、同国のクリーンエネルギー分野での国際競争力は、世界の水準を100とした場合、風力エネルギー分野が68〜79、太陽エネルギー分野が61〜88、燃料電池分野が50などとなっているという。

記事では、「韓国は今後、再生可能エネルギーの技術革新、標準化などの分野で中国との協力関係を強化する必要がある」とし、電子・半導体など韓国の主要産業の技術力を積極的に活用することにより、研究開発費を抑えることも可能だと提案している。また韓国は、特に風力発電の分野において、高付加価値の発電機及び中心となる部品を開発し、中国市場だけでなく第三国にも進出する道を模索すべきであるとしている。(翻訳・編集/HA)

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