中国の鉄道建設会社、中東アフリカで次々と工事を受注=サウジでは20件―香港紙

Record China    2009年10月22日(木) 10時55分

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20日、香港紙は中国の鉄道建設会社が海外へ進出していると伝えた。資料写真。

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2009年10月21日、環球時報によると、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは20日、中国の鉄道建設会社が海外へ進出していると伝えた。

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中国の大手鉄道会社はサウジアラビアやリビア、アルジェリアでの鉄道建設プロジェクトの契約を次々に獲得している。特にサウジアラビアでは20余りのプロジェクトに関わっており、投資総額は35億ドルにのぼる。海外のプロジェクトによる中国人労働者の雇用確保も見逃せない。フランス通信社(AFP)の報道では、現在サウジアラビアには中国企業62社があり、2万2000人が雇用されているが、そのうち1万5800人が中国人だという。

アルジェリアでも総額65億ドルのプロジェクト契約が結ばれており、ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(RBS)の中国経済アナリストは、こうした海外プロジェクトは国内プロジェクトに比べ利幅が大きいため、中国企業にとって魅力的に映っているのだろうと指摘している。

1世紀半前には多くの中国人が米国のユニオンパシフィック鉄道とセントラルパシフィック鉄道に雇われ、アメリカ大陸横断鉄道の建設に労働者として赴いたが、現在は中国企業が雇い主となり海外へ進出するようになっており、まさに隔世の感があると記事は綴っている。(翻訳・編集/岡田)

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