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18日、香港の若者は頻繁に携帯電話の端末を買い替えるということが、香港の環境保護団体「地球之友」(フレンズ・オブ・アース)の行った調査で判明した。資料写真。
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2009年10月18日、香港の若者は頻繁に携帯電話の端末を買い替えるということが、香港の環境保護団体「地球之友」(フレンズ・オブ・アース)の行った調査で判明した。調査によれば、香港の若者は平均1年8か月(約600日)で機種変更をするという。中国新聞網が伝えた。
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約1000人の青少年を対象に行われたこの調査によると、およそ20%が「1年以内に機種変更を行う」と回答、47%が「1〜2年で機種変更する」とした。「3年以上使い続ける」と答えた人はわずか6%だったという。1年以内に機種変更したと答えた人のうち、60%はその理由を「故障したため」と答えたが、「地球之友」はこの結果を受け、「携帯電話は生活必需品からファッション商品へと変わりつつある」と位置づけた。メーカーが意図的に製品寿命を短く設定し。さらに間断なく新しいデザインや新しい機能を世に出すことで、消費者の端末買い換えが助長されているとしている。08年末から09年10月にかけて、香港で新たに発売となった携帯電話は60モデルを超えているという。
頻繁に買い替えれば、携帯電話端末の廃棄にともなう環境汚染が懸念される。「地球之友」は人々に端末の買い替え控えを呼びかけるとともに、メーカーに対しては買い換えによって廃棄された端末の回収や適切な処置を求め、政府に対しても関連法規の整備を求めているという。(翻訳・編集/岡田)
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