<ウイグル暴動>発端となった乱闘事件で漢族被告に死刑判決―広東省

Record China    2009年10月12日(月) 6時13分

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10日、広東省韶関市中級人民法院、韶関市武江区人民法院は、今年6月に同市の玩具工場・旭日国際有限公司で起きた傷害致死、乱闘事件に関する判決を下した。写真はウルムチ市を巡察する武装警察。

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2009年10月10日、広東省韶関市中級人民法院、韶関市武江区人民法院は、今年6月に同市の玩具工場・旭日国際有限公司で起きた傷害致死、乱闘事件に関する判決を下した。同事件は2人が死亡、118人が負傷する惨事となり、さらには7月に起きたウイグル暴動の発端ともなった。新華網が伝えた。

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韶関市中級人民法院では6月26日夜に起きた傷害致死事件に関する裁判が行われた。6月26日、漢民族の女性実習生・黄(ホアン)さんがウイグル族従業員に追いかけられ、また漢民族従業員とウイグル族従業員との間でケンカとなる騒ぎがあった。これを聞いた肖建華(シャオ・ジエンホア)は他の従業員を率いてウイグル族従業員をリンチ、2人を死亡させ9人に重軽傷を負わせた。肖は駆けつけた医療スタッフを鉄パイプで脅し、治療を妨害したという。中級人民法院は傷害致死と認定、肖に死刑判決を下した。このほか1人に無期懲役、3人に懲役7〜8年の刑が言い渡された。

リンチの後、26日未明には仲間を殺されたウイグル族従業員と漢民族従業員との乱闘事件が起き、多数の負傷者が出る騒ぎとなった。韶関市武江区人民法院は漢民族3人、ウイグル族3人に懲役5〜7年の判決を下している(うち漢民族1人は捜査に協力的だったとして執行猶予5年)。(翻訳・編集/KT)

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