Record China 2009年10月7日(水) 5時14分
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5日、毛沢東の弟の孫である毛寧科氏が、今年6月に成立した中国毛体書法家協会の主席に就任し、同書法を普及させるため12月に全国規模の大型コンクールの開催を計画している。写真は毛体書法で書かれた書。
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2009年10月5日、毛沢東の弟の孫にあたる毛寧科(マオ・ニンカー)氏が、今年6月に成立した「中国毛体書法家協会」の主席に就任し、毛体書法(=毛沢東の書法)を普及させるため、12月に全国規模の大型コンクールの開催を計画している。南方日報の報道。
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毛寧科氏は、毛沢東の2番目の弟である毛沢民(マオ・ザーミン)氏の孫。同氏によると、中国毛体書法家協会の主席に就任したいきさつは以下の通り。毛体書法家協会は各地に存在し、これまでにもそれぞれ活動を続けていたが、横のつながりに欠けていたため、各協会間で「われこそが本家」との争いが絶えなかった。そうした折、毛寧科氏は昨年、第1回目の全国毛体書法家協会の品評会に参加した。その後、各地の協会や書道家から全国規模の協会を設立させたいとの要望が相次ぎ、毛家の正統な血を引く同氏の尽力によって中国毛体書法家協会の設立に至った。毛寧科氏は当初、協会設立後は身を引く予定だったが、「どうしても主席に」と引き止められ、やむなく引き受けるに至ったという。
毛氏は今後の予定として、12月26日に遼寧省大連市で、協会主催による全国規模の大型コンクールを開催し、これを足がかりに毛体書法の更なる普及を図ることを挙げている。毛寧科氏は「毛体書法は、中国の書道の新たなスタート地点となるべき」と主張し、「新しい世代の人々が、毛体書法を学ぶことを通じて革命の歴史を記憶に刻んでほしい」と語っている。
さて、問題の毛体書法についてだが、毛氏によると、毛沢東は20世紀におけるもっとも優れた10大書道家の1人に数えられ、その書体は革命精神を体現し、人々を鼓舞するような気迫に満ちたものであるという。
なお、同氏は書道歴30年以上を誇っているが、書道家ではなく、毛体書法も会得していないという。(翻訳・編集/HA)
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