Record China 2009年10月1日(木) 16時24分
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9月27日、米紙・ニューヨークタイムズ電子版が「新たな人工衛星」と題する記事を掲載した。かつてソ連製の人工衛星が米国を驚愕させたように、中国の環境産業が米国を凌駕する勢いで急速に発展しているとしている。
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2009年9月27日、米紙・ニューヨークタイムズ電子版が「新たな人工衛星」と題する記事を掲載した。かつてソ連製の人工衛星が米国を驚愕させたように、中国の環境産業が米国を凌駕する勢いで急速に発展しているとしている。28日付で新華網が伝えた。
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「仮に20年後、08〜09年をふり返ったとしたら、歴史学者は『この時期の最も大きな事件は大規模な経済衰退だ』と言うかもしれないが、もっと大きな事件がある。それは中国が環境保護に真剣に取り組み始めたことだ」、記事はそう指摘した。現在の中国の経済成長は化石燃料の消費によって成り立っているが、今後クリーンエネルギーの利用と知識集約型産業の推進なしには中国の成長は見込めず、中国は環境保護に取り組まざるを得ないという。
中国には技術者出身の政治指導者が多い。そのため彼らは、チベットの氷河が溶け続けていることや、2050年までに世界人口が現在よりも25億人増える予測があること、それによって省エネ・クリーンエネルギー技術開発の重要性がさらに増すことも十分承知している。実際、中国では現在、風力発電や太陽光エネルギー、再生エネルギー技術の開発が急速にすすめられている。
米のある研究所長によると、過去3年間において、米国は新式風力発電の分野で世界のトップに立ってきたが、今年末には中国に追い越されるとの予測もあり、中国のクリーンエネルギー産業は予想を超えるスピードで発展している。これはまるで、1957年にソ連が世界初の人工衛星・スプートニクの打ち上げに成功した時に米国に与えた打撃に等しい。中国はいずれ世界に名だたるエネルギー技術大国になるかもしれない。(翻訳・編集/岡田)
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