<ウイグル>世界会議議長、当局に謝罪を要求―台湾メディア

Record China    2009年9月27日(日) 21時53分

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27日、テロ組織と関係があるとして、世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長の台湾入境を台湾当局が拒否した問題で、カーディル議長が同当局に謝罪を求めていたことがわかった。写真は高雄国際空港。

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2009年9月27日、台湾の通信社・中央社によると、テロ組織と関係があるとして、世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長の台湾入境を台湾当局が拒否した問題で、カーディル議長は同当局に謝罪とこのたびの介入措置の撤回を求めていることがわかった。環球時報が伝えた。

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同記事によると、台湾当局はこれに対して、「我々は間違ったことをしていない。謝罪する必要はない」との見解を発表し、今回の措置は、台湾の安全と利益に照らして行われたものであることを強調した。

台湾行政機構の呉敦義(ウー・ドゥンイー)氏によると、台湾の安全部門が「東突(東トルキスタン)組織」などテロ組織に関係のある者の入境を禁止しており、台湾内務部門が26日、世界ウイグル会議と東突組織との深い関わりを証明する資料を提供したという。東突組織の秘書長は国際指名手配の対象となっている。

カーディル議長は、米国での記者会見で、台湾当局がテロ組織との関係を理由に入境を拒否されたことについて、驚きと悲しみを表明している。同議長は、高雄市が主催する「高雄映画祭」で同議長のドキュメンタリー映画が公開されるのを受けて、訪台を予定していた。(翻訳・編集/津野尾)

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