<レコチャ広場>80年代、父が日本から買ってきた「センセーショナルなもの」―中国

Record China    2009年9月25日(金) 15時26分

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22日、中国のブログサイト新浪博客に「80年代に父が日本から買ってきた“センセーショナルな”もの」と題した記事が掲載された。当時、日本製のカラーテレビが中国でいかに貴重品だったかを振り返っている。写真は80年代の中国。

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2009年9月22日、中国のブログサイト新浪博客に「80年代に父が日本から買ってきた“センセーショナルな”もの」と題した記事が掲載された。当時、日本製のカラーテレビが中国でいかに貴重品だったかを振り返っている。

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筆者宅では最近、テレビが壊れたのを機に新しく42インチ型液晶テレビに買い替えた。大画面ハイビジョンで嬉々としてアニメを見る娘の姿に、筆者は自身の子供時代を振り返る。当時は80年代。家にテレビがあるだけで「かなりすごい」時代だったが、筆者の家には父親が組み立てた9インチのカラーテレビがあり、近所の溜まり場になっていた。手づくりテレビは映りもあまり良くなかったが、それでもみな大満足だった。

そんな中、父親が出張で日本に行った。「日本人は1か月の給料でテレビが3台も買える」という父親の話に子供時代の筆者は驚き、日本という国に強い憧れを抱いた。当時、出国する中国人は貴重な海外製の電化製品を1台だけ買って帰ることが許されており、父親は出張中、毎日インスタントラーメンを食べて食費を浮かし、「日本製のカラーテレビ」を買ってきた。それは、かなりセンセーショナルな「お宝」だった。近所中から人が集まり、家はいつもにぎやかだった。

それから約25年。中国人も1か月の給料で2〜3台のテレビが買えるようになった。「今の子供は幸せ。当時の話をしてもピンと来ないだろう」とつぶやく筆者。中国人の生活がこれからも自分たちの努力によって幸せで楽しい毎日になれば、と締めくくった。(翻訳・編集/NN)

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