中国国民への“上から目線”、西側諸国は反省を=真の相互理解に努力呼び掛け―駐英国中国大使

Record China    2009年9月25日(金) 13時37分

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2009年9月23日、英国自由民主党秋季大会中国フォーラムの席上、中国の傅瑩駐英大使は「中国国民は西側諸国を非友好的だと受け止めている」と紹介、イメージ改善をよびかけた。写真は傅大使(09年9月、ボアオ・アジア・フォーラム国際資本サミットで撮影)。

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2009年9月23日、英ボーンマス市で英国自由民主党秋季大会中国フォーラムが開催された。中国の傅瑩(フー・イン)駐英大使も出席した。24日、新華網が伝えた。

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傅大使は新中国成立から60年、中国社会の歴史的な大変化を事実とデータをもとに説明した。また、人権保護や社会主義民主制の発展、言論の自由の確保などの分野でも長足の進歩を遂げたことを実例を挙げて解説している。

傅大使は「中国国民がどのようにみなさんを見ているのか、中国人の西側諸国イメージはどうなっているのか、考えたことはありますか」と問題提起し、夏休みに多くの友人から「西側諸国は中国の発展を阻もうとしている。(関係に)幻想を抱かないほうがいい」と言われたことを明らかにした。インターネットを見ても、西側諸国は中国に対し非友好的で受け入れようとしていないとの若者たちの考えがわかるとコメントした。

傅大使は「西側諸国の人々が中国の問題に対し意見を述べるときには、問題の背景と原因を考えるべきで、自分たちの制度と価値観で評価することはやめてください。中国国民に“上から目線で説教されている”との印象を与えることになるでしょう。西側諸国には自分たちのイメージがどう映っているのか考える必要があり、理解を深めるための努力をする必要があります」と提言した。(翻訳・編集/KT)



   

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