韓国、対中外交における存在感を取り戻すには?―韓国紙

Record China    2009年9月25日(金) 16時44分

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22日、韓国紙は、中国外交における韓国の比重の低下を踏まえ、韓国はどう対処すれば良いのかと論じた大学教授の寄稿「朝鮮半島の春と中国のもくろみ」を掲載した。資料写真。

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2009年9月22日、韓国紙・中央日報は、中国外交における韓国の比重の低下を踏まえ、韓国はどう対処すれば良いのかと論じた、韓国成均館(ソンギュングァン)大学の李熙玉(イ・ヒオク)政治外交学教授の寄稿「朝鮮半島の春と中国のもくろみ」を掲載した。23日付で環球時報が伝えた。

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記事によれば、中国は以前とは異なり、常に北朝鮮の味方という姿勢ではなくなったが、それが韓国との関係発展にはつながらなかった。ブッシュ政権時代の韓国担当課長はかつて「大統領が1年間で朝鮮半島問題を考える時間は15日に満たない」と語っていたが、中国政法大学の韓献東(ハン・シエンドン)教授によれば、「中国の場合は約1か月」。記事は、韓国が対米、対中戦略を毎日考えているのと比べ、「大きな差だ」とその存在感のなさを嘆いた。

では、韓国は対中政策をどう変えていけば良いのか?中国外交部国際問題研究所の石勇民(シー・ヨンミン)教授は、「韓国外交は理性が感性に勝る時、長所が発揮される」と話す。韓国では「中国脅威論」が依然根強いが、「脅威をチャンスに変える努力と工夫が必要」とは韓国をよく知る中国人教授。記事は「韓国外交は長期的な視野に欠けることが最大の欠点」とした中国人教授の忠告を取り上げ、「肝に銘じる必要がある」と強調した。(翻訳・編集/NN)

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