「中国メーカーは韓国企業の低価格路線に学べ」=安全性確保はもちろん不可欠―ドイツ自動車連盟関係者

Record China    2009年9月18日(金) 21時1分

拡大

2009年9月17日、網易はドイツ自動車連盟のManfred Gross氏のインタビューを掲載した。同氏は中国自動車メーカーは韓国メーカーに学ぶべきだと提言している。写真は今年3月、スイスのモーターショーに出展された華晨社のワゴン。

(1 / 4 枚)

2009年9月17日、網易はドイツ自動車連盟(ADAC)の自動車テストマネージャーであるManfred Gross氏のインタビューを掲載した。同氏は中国自動車メーカーは韓国メーカーに学ぶべきだと提言している。

その他の写真

中国自動車メーカーにとって海外進出は悲願。しかし思うように進展していないのが現状だ。なかでも欧州進出の障壁となっているのがADACが実施する衝突安全テスト・ユーロNCAP。これまで中国メーカーの評価は散々なもの。特に初めて欧州市場に投入された陸風SUVは「事故が起きればドライバーの生存確率はほぼゼロ」「ここ20年間の衝突安全テストで最低の車」と酷評され、「中国車は鉄くず」とのイメージが定着してしまった。

網易は「中国車へのテストは差別的ではなかったか」と問い詰めたが、Gross氏は公平なテストだと主張、また現在、最低の安全基準はユーロNCAP4つ星以上とされているが、中国車は3つ星にも届かず、現状では問題外であると反論した。

中国メーカーは今後どう展開するべきかとの質問には、Gross氏は中国メーカーのターゲティングには問題があり、無理に高級車と競合するのではなく、韓国メーカーを見習い低価格路線を重視するべきだと提言した。ただし「ユーロNCAP4つ星以上の安全性確保は不可欠だ」とも言い添えている。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携