<写真で見る中国の今>出稼ぎ労働者の子供たちが過ごす夏休み―湖南省長沙市

Record China    2009年9月19日(土) 9時52分

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09年8月、夏休みまっさかりの湖南省長沙市。この大都会に住む子供たちは、塾の夏期講習に林間学校、家族旅行などに忙しい。しかし、出稼ぎ労働者の子供たちに、そんな子供らしい夏休みはない。

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2009年8月、夏休みまっさかりの湖南省長沙市。この大都会に住む子供たちは、塾の夏期講習に林間学校、家族旅行などに忙しい。しかし、出稼ぎ労働者の子供たちに、そんな子供らしい夏休みはない。遊園地、公園、ファミリーレストラン…そんな場所に彼らの姿を見つけることは困難だ。都会の片隅に残されたまま、なんとか毎日に楽しみを見出そうとする彼らの姿を追った。チャイナフォトプレスの報道。

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貴州省凱里市から長沙市へはるばるやってきた13歳の少年。彼の旅の目的は、夏休みを利用して長沙市で靴磨きをして働く母親と一緒に過ごすことだ。観光をするわけではない。ただ、母との時間を過ごすためだけに、毎日母親とともに路上で靴を磨く。

湖南省衡陽市出身の10歳の少年も、7歳のころから夏休みは長沙市の建設現場で働く両親と過ごす。とはいえ、働き詰めの両親には彼に付き添う時間はない。日中、粗末な家の中でひとり黙々と夏休みの宿題をこなす彼は、「みんなで故郷に暮らしていたころはよかったよ。友達もいっぱいいるしね」とこぼした。

両親と一緒にいたい。しかし、家を離れるのはさびしい。そんな矛盾した気持ちを抱えながら、彼らは道で拾った古いテレビも、壊れかけた三輪車も、捨てられた中古家具も、どんなものでも楽しいおもちゃに見立て、無邪気に遊んでいる。ほんとうは遊園地に行ってみたい。マクドナルドのハンバーガーはどんな味なのか食べてみたい。しかし、それが両親にどれだけの経済的負担を強いるか、彼らは知っている。天真爛漫と背中合わせの早熟。それが彼らの真の姿だ。(翻訳・編集/愛玉)

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