<環境保護>国際条約の調印50本以上に、保護対策進む―中国

Record China    2009年9月17日(木) 10時21分

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14日、中国環境保護部部長は中国が一連の国際的な環境保護条約を履行するための管理システム構築や関連法規の改正をすでに済ませ、環境保護を積極的に行っていることを明らかにした。写真は北京の資源ごみリサイクルセンター。

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2009年9月14日、法制日報によると、中国は現在までに50余りの国際的な環境保護条約に調印しているが、中国環境保護部の周生賢(ジョウ・ションシエン)部長は同日、世界環境協力ハイレベルフォーラムの席上、中国は条約を履行するための管理システム構築や関連法規の改正をすでに済ませ、環境保護を積極的に行っていると話した。

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中国がこれまでに調印した条約は、オゾン層保護、化学薬品や危険物の廃棄、気候変動、生物多様性の保護、核の安全性など50余り。周部長によれば、中国ではオゾン層破壊につながる物質の生産量を10万t、消費量を11万t削減したほか、「中国生物多様性保護行動計画」を策定し、これまでに国土の陸地面積の15%に当たる自然保護区を設置した。

また、残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約を履行する政策を制定し、DDTなど9種類の殺虫剤使用を全面禁止としたほか、気候変動への対応を積極的に行っている。

依然厳しい情勢となっている地球の環境保護について、周部長は世界各国に向け協力を呼びかけるとともに、先進国に対しては環境保護と条約履行のため発展途上国へ資金援助や技術提供を行うべきだと指摘した。(翻訳・編集/岡田)

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