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15日、「中国のバフェット」と呼ばれる新華都実業集団の陳発樹会長に約10億元(約130億円)の脱税疑惑が浮上した。写真は陳発樹会長。
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2009年9月15日、「中国のバフェット」と呼ばれる新華都実業集団の陳発樹(チェン・ファーシュー)会長に約10億元(約130億円)の脱税疑惑が浮上した。人民網が伝えた。
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中国国家税務総局は現在、深刻化する上場企業の非流通株放出に絡む脱税問題にメスを入れるべく、全国で大規模な査察を展開している。中国紙・証券日報によれば、陳会長は4月末からこれまでに紫金砿業(ツージンマイニング)株の売却で30億元(約400億円)の利ざやを得たとされている。「中華人民共和国個人所得税法実施条例」第8条第7項の規定により、これらは個人所得とみなされ、陳会長は45%にあたる10億元以上の個人所得税を納めなければならない。国家税務総局は今のところ何の証拠もつかんでおらず、陳会長自身も沈黙を守っているが、脱税の事実が確認されれば、税務当局が陳会長に追加納付と滞納金を請求し、これが拒否された場合は起訴もあり得るという。
陳会長は5月に青島ビール(山東省青島市)の発行済み株式7.01%に当たるH株9164.1万株を買収した人物。青島ビールは日本のアサヒビールも発行済み株式19.99%を取得し、話題となった。(翻訳・編集/NN)
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