<針刺し事件>不安解消に政府取り組み=治安強化、医療相談など対策打ち出す―新疆ウイグル自治区ウルムチ市

Record China    2009年9月10日(木) 12時44分

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2009年9月8日、「針刺し事件」に揺れるウルムチ市では、政府が市民の不安解消に取り組んでいる。写真は9月2日、国務院新聞弁公室が主催した中国各自治区の報告会。コルシ・マフスディ新疆ウイグル自治区副主席が出席した。

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2009年9月8日、「針刺し事件」に揺れる新疆ウイグル自治区ウルムチ市政府は、治安対策強化や被害者向け医療相談の実施など市民の不安解消に取り組んでいる。8日、新華網が伝えた。

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ウルムチ市公安局関係者によると、市内各地には軍、警察が配備され事件再発防止にあたっている。特に公共交通機関、小・中・高校、病院など人が集まる公共空間が警備の中心となっているという。またウルムチ市の裁判所、検察、公安局は「針刺し事件容疑者を厳罰に処す」との通知を発表した。

一方、被害者の間には健康被害への不安が広がっているが、自治区衛生庁は「針がウイルスや毒に汚染されていたという事実は認められない」と発表、不安の沈静化に努めた。また市内には医療相談所が設けられ被害者の相談を受け付ける。病院の診察を受けた場合には十分な検査が行われるほか、傷跡の写真を撮影するなど記録も残されるという。(翻訳・編集/KT)

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