Record China 2009年9月4日(金) 20時2分
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2日、地方政府職員の採用試験で身長を理由に不採用とされた男性が、「憲法で保障されている平等権を侵害した」として訴えを起こした。資料写真。
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2009年9月2日、重慶市万州区の大学を今年卒業したばかりの男性が、背が低いことを理由に彼を不採用とした開県人事局を「憲法で保障されている平等権を侵害した」として、不採用の決定を取り消すよう裁判所に訴えた。3日付で重慶晩報が伝えた。
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今年6月、開県は県職員を公開募集。新卒男性の孟さんは開県経済委員会総合執法大隊の採用試験を受けた。7月初旬、開県人事局はホームページ上に採用試験の結果を発表。孟さんは筆記試験と面接の総合で第6位の成績だったという。募集人員は15人だったが、孟さんは「身体検査不合格のため不採用」に。身長が1m68cm以下だったことが不合格の理由だ。
孟さんは「身長が原因で不採用になるのは納得できない」と、開県人事局を訴えることに。孟さんの弁護士も「重慶市や開県の人事局には身長に関する明確な規定は存在しておらず、参考となる『重慶市国家公務員採用基準』には『男性は身長1m60cm以上』となっている」と説明。だが開県人事局は「身長に関しては募集要項に明示してあったはず。執法大隊の主な仕事は違法な炭鉱採掘者を取り締まること。暴力に立ち向かう危険な仕事であるため、人民警察の採用基準を参考にしている」と主張している。(翻訳・編集/本郷)
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