2009年9月2日、カジュアル衣料のユニクロを展開するファーストリテイリング（山口県山口市、柳井正社長）は中国・上海にグローバル旗艦店を出店するため、運営母体となる子会社を現地に設立すると発表した。

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新会社の名称は「迅銷（中国）実業有限公司」。資本金3000万米ドル（約27．7億円）で12月に設立する。旗艦店は2010年春にオープン予定で、カジュアル衣料店としては世界最大規模となるという。

同社はこの旗艦店の出店によってアジア市場での存在感を高めたい考え。成長の軸となる中国では年間100店のペースで店舗を増やし、早期に1000店舗体制を構築して売上高1兆円を目指す。「世界一のアパレル製造小売りグループ」となることを目標に、ロシアや韓国でも出店を加速する計画だ。（翻訳・編集/東亜通信）