2009年8月31日、「大スター級の芸能人は非婚主義、あるいは異性関係を匂わせない」そんな不文律が存在したはずの香港芸能界で、その鉄の掟を破り世間を大きく揺るがせたアンディ・ラウ(劉徳華)の極秘結婚騒動。かつて90年代の香港音楽界を席巻した4人の男性歌手「四大天王」のうち、これで3人が既婚と判明した今、その「最後の砦」となったアーロン・クォック(郭富城)にまで、「年末結婚説」が浮上している。上海青年報の報道。

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「四大天王」で唯一の既婚者とされていたのが、実力派No．1のジャッキー・チュン(張学友)。96年に女優のメイ・ロー(羅美薇)と英国で入籍し、子供にも恵まれたよきパパだ。残り3人はこれまで独身を貫いていると思われたが、先月末になり、アンディ・ラウ(劉徳華)とレオン・ライ(黎明)の極秘結婚が知れ渡ることとなる。アンディは昨年6月にマレーシア籍の女性と、レオンは同年3月にモデルのゲイリ・ライ(楽基兒)と、それぞれ米国で入籍していた。

さて、残るのは四大天王の中でダンスの実力がピカ一のアーロン・クォック。「アイドル」としてのイメージ、そして「四大天王」としての立場に最も執着を見せていると言われている。結婚についても、かつては「俺の結婚相手は仕事だ。だから、あと50年は結婚しないね」と断言していた。それが去年になってから発言に変化が見られだし、「出演中のミュージカルのことを考えるとあと5年は結婚できない」「結婚したらみなさんには必ず報告しますよ」「俺って人生計画がないから…結婚は明日かもしれない、20年後かもしれない」と、何とも微妙な口ぶりに。

現在44歳のアーロンは、中国出身で28歳になるモデル、リン・ホン(熊黛林)との交際がしきりに噂されている。リンは2人の関係を早く公認のものにしたいと焦っているが、芸能人としてのイメージを堅持したいアーロンが首を縦に振らないとも伝えられている。しかし、結婚を急ぎたいリンに加え、アーロンの母親が結婚をせっついているため、ひょっとすると年末には結婚という段取りになるかもしれないという。アーロンと母親がこのほど、挙式について話し合いの場を持ったとも報じられている。(翻訳・編集/愛玉)