<長者番付>中国系富豪の資産が36%も目減り、不動産業関係が特に顕著―中国紙

Record China    2009年8月28日(金) 15時20分

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27日、「2009年中国系長者番付500」によると、今年になって、中国系の富豪の資産が大幅に目減りしている。資料写真。

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2009年8月27日、「世界傑出華商協会」が発表した報告書「2009年中国系長者番付500」によると、今年になって、中国系の富豪の資産が大幅に目減りしている。同報告書によると、資産が100億元(約1380億円)以上減少した富豪も、500人中37人いるという。「新文化報」が伝えた。

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ベスト500に入るための今年の最低ラインは16億1000万元(約221億円)、昨年より5000万元上昇した。しかし500人の資産合計額でみると、1兆5859億元の減少となり、減少額は36%にものぼる。今年の平均資産額は56億元(約768億元)。

同協会の責任者は、株式市場の下落でアジアの中国系大企業の資産が45%も目減りしたことなどが原因だと分析する。株式を公開していない企業を多く所有する富豪の資産は、比較的安定している。また、中国の不動産開発業で財をなした富豪の財産減少が顕著だという。

なお、トップに輝いたのは205億元(約2811億円)の資産をもつ中国在住の劉永行(リウ・ヨンハン)氏。500人の内訳は、中国が337人、香港と台湾が33人、シンガポールが16人、残りがマレーシア、インドネシア、タイ、フィリピンなどとなっている。(翻訳・編集/津野尾)

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