2009年8月24日、AP通信は記事「変革目指す広州市：タン吐きの悪習を改める」を掲載した。26日、環球時報が伝えた。

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広東省広州市では現在、「文明都市」を目指すキャンペーンが行われている。「文明都市」とはマナーがいい都市に中央政府が与える表彰。年に数都市にしか与えられない貴重なものだという。来年、アジア競技大会を開催する広州市にとってはぜひとも手にしたい肩書きだ。

現在、マンション管理委員会が住民に「タンを吐かない」「バスに乗る時は行列を作る」「街中で騒がない」といったマナーを伝えているほか、学生ボランティアを動員して交通ルール無視や街中でタンを吐く人を注意しているという。

もっともこうした大規模な活動にもかかわらず、成果は決してかんばしくはないようだ。ある大学生のボランティアは両親に強制されて参加しているとこぼし、「毎年キャンペーン期間中だけは少しましになるけど、その後はいつもどおり。これじゃたんなるポーズでしょ」と不満をぶちまけた。（翻訳・編集/KT）