2009年8月24日、中国外交部の楊潔●(ヤン・ジエチー/●＝竹冠に「褫」のつくり)部長は記者会見の席で、建国以来今年で60年となる中国の外交史について「世界各国との友好が全面的に推進された」とした。中国新聞社の報道。

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楊部長によると中華人民共和国建国当時、中国と国交関係を持つ国家は18か国に過ぎなかったが、現在ではそれが171か国にまで拡大。対ロシアでは戦略的協力関係を、対アメリカでは30年にわたる友好関係促進を、対EU諸国では全面にわたる協力関係を、対日本でも戦略的互恵関係を築くに至り、多くの建設的かつ新たなかたちの協力関係を樹立したとしている。

発展途上国との友好関係にも注力する中国は現在、アフリカ諸国とも政治・経済など各分野にわたってつながりを強めている。そのほか、アラブ諸国やラテンアメリカ、カリブ諸国との関係も強めていく方針だ。(翻訳・編集/愛玉)