Record China 2009年8月24日(月) 18時33分
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22日、中国で生産される工業製品のうち210品種が生産量世界一となっており、「世界の工場」と称される中国の地位を立証する形となったが、そこには大きな問題も存在する。写真は上海のミシン工場。
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2009年8月22日、中国工業・情報化部門の発表によると、中国で生産される工業製品のうち210品種が生産量世界一だという。中国新聞網が伝えた。
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「メイドインチャイナなしの1年間」の作者の米国人女性によると、中国製品のない生活は「散々なもの」だったようで、それほど中国製品は全世界にあふれている状況だ。中国の軽工業のうち、自転車やミシン、電池、ビールなどの100品種以上が生産量世界一であり、家電、皮革、家具、羽毛製品、陶磁器、自転車などの製品が国際市場で占める割合は50%を超える。紡績業にいたっては「最も国際競争力を有する産業」となっている。
重化学工業では、鉄鋼生産量が世界の4割を占めて世界一に。製油生産量は世界第2位で、10種類の非鉄金属生産量も7年連続で世界一。最近ではレアメタルの希少資源の輸出国としても世界の注目を集めている。
「世界の工場」としての地位を確立したかに見える中国だが、設計や販売は先進国が押さえており、中国が手に入れる利益は全体のわずか10%足らずだ。技術力の弱さがネックとなっていることを示している。(翻訳・編集/本郷)
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