2009年8月20日、投資総額1800億元（約2兆4700億円）以上、期間17年を費やした三峡ダムプロジェクトが年内に完成する見込みであることがわかった。中国新聞社が伝えた。

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三峡ダム建設プロジェクトが採択されたのは1992年。2年後の1994年から正式に着工し、今年6月末までの投資総額は1849億元（約2兆5400億円）に達している。プロジェクトの中心である三峡ダム水力発電所が完成すると、年間の発電量は1000億キロワット時に達し、水力発電所としては世界一となる。

また、ダム建設のために移転した住民は、これまでに127万人に達しており、こちらも世界一。ダムによって水没した地区は、湖北省および重慶市の中の20都市（県を含む）、12鎮（行政単位の1つで県の下の単位）、141村落、水没した企業数は1632社に及ぶ。（翻訳・編集/HA）