<アジア経済>「衰退からテイクオフへ」、中国が正しい軌道に誘導する―英誌

Record China    2009年8月24日(月) 8時59分

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20日、英経済誌は「アジア経済:衰退からテイクオフへ」と題した記事を掲載した。写真は河南省鄭州市内のデパート。衣類の特売に大勢の客が押し寄せた。

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2009年8月20日、英誌エコノミストは「アジア経済:衰退からテイクオフへ」と題した記事を掲載した。新華網が伝えた。

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記事によれば、アジア経済は今年初め、瞬く間に衰退し、世界中を驚愕させたが、リバウンドを迎えるのも予想以上に早かった。GDP前年同期比の数値からは見えてこないかも知れないが、四半期別の年率換算を比べると良く分かる。今年の第1四半期と第2四半期を年率換算で比較すると韓国のGDP(国内総生産)成長率は約10%増、シンガポールは同20%増。中国は四半期ごとのデータを公表していないが、専門家は同15%〜17%になると見ている。日本をはじめとする他のアジア諸国も大幅に伸びるだろう。だが、欧米諸国は減少する見通しだ。

記事によれば、中国向けの輸出増加がアジア各国のGDP成長率を上昇させているが、中国の力だけではアジア全体に経済復興をもたらすことは難しいと見る専門家もいる。アジア諸国が中国向けに輸出するもののほとんどは中間製品だからだ。アジア開発銀行によると、アジアの貿易品の60%は最終的に先進国に流れる。しかし、中国経済のリバウンドがアジア全体に大きな自信を与えることだけは確かだと記事は指摘した。(翻訳・編集/NN)

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