Record China 2009年8月18日(火) 16時13分
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18日、新型インフルエンザのワクチン開発を進めていた中国の製薬会社が、その臨床実験を終え、効果と人体への安全性を確認したという。写真は新型インフルエンザ・ワクチンの実験室。
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2009年8月18日、新華社通信(電子版)によると、新型インフルエンザ(H1N1)のワクチン開発を進めていた北京科興生物製品有限公司が、その臨床実験を終え、効果と人体への安全性を確認したという。これが世界で初めての新型インフルエンザ・ワクチン実用化につながる可能性もある。
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記事によると、北京市疾病予防センターで行われた同ワクチンの臨床試験で、正常な免疫反応が出ることが確認され、抗体陽性率などの数値も、基準値に達したという。
また、ワクチン接種後の局部および全身の反応不良(副反応)を観察した結果、重度の反応不良はみられず、ほとんどが軽度もしくは一過性の反応だったと報告されている。
同社の尹衛東(イン・ウェイドン)社長は、臨床実験によってワクチンの免疫化過程と接種量を確定し、国家が定めることになる新型インフルエンザ・ワクチンの使用基準のための材料を提供していく、としている。同社は、ワクチンの効果と安全性について最終検査を受けた後、国家食品薬品監督管理局への批准申請を経て、早期実用化を目指す。(翻訳・編集/津野尾)
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