Record China 2009年8月8日(土) 12時42分
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7日、北京市内の公共交通機関として、2015年までにリニアモーターカーが導入されることが明らかになった。写真は09年6月の走行テスト。
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2009年8月7日、法制晩報によると、北京市内の公共交通機関として、2015年までにリニアモーターカーが導入されることが明らかになった。
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北京市で導入が予定されているのは、北京控股磁懸浮技術発展有限公司が開発した、中国が独自の知的財産権を保有するリニアモーターカー。同社では、01年9月からこれまでに3万km以上の走行テストを繰り返しており、安全性が実証されているという。同社の責任者は「中国のリニアモーターカー技術は世界の最先端レベルに達している」と語り、実用化に向けての自信を示している。
同社によると、北京市への導入を予定しているリニアモーターカーは、地下鉄と比べて、1)建設費は1kmあたり2億8000万元(約39億2000万円)で、地下鉄の約半額、2)最小回転半径が小さく、建物の密集する地域を走るのに適している、3)坂を上る能力が高い、4)騒音が少ない、などのメリットがある。一方、デメリットは、乗客輸送能力が地下鉄の約半分に過ぎない、などとしている。
日本のリニアモーターカーとの比較では、同社の車両は、1)車幅が広い、2)乗車定員数が多い、などの優れた点があり、同社の完全なオリジナルであるとしている。
また、上海市ですでに運行されているドイツの技術を導入したリニアモーターカーと比較すると、上海の車両は時速400−500kmと遠距離都市間を結ぶように設計されているが、北京に導入される車両は時速100−120kmで、都市内の交通機関用に設計されている。(翻訳・編集/HA)
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