2009年8月7日、警視庁は人気タレント・酒井法子容疑者に対し覚せい剤取締法違反（所持）の疑いで逮捕状をとった。このニュースは、同容疑者の熱烈なファンを多く抱える中国でも衝撃のニュースとして迎えられた。これを受けて、中国の大手サーチエンジン・百度(Baidu)には、同容疑者関連のスレッドが林立している。以下、スレッド中の書き込みを抜粋する。

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「みんな、のりピーを信じようぜ！彼女と一緒に苦難を乗り越えよう」そんなタイトルのスレッドが7日午後4時現在、閲覧数のほぼトップを飾っている。そのほか、「日本はのりピーを捨てた！出演CMが放送中止だって」「のりピーの旦那は狂った犬、彼の狂言など信じるな」「のりピー、何があっても君の帰りを待っているよ！」など多くのスレッドが並ぶ。

コメントの多くは酒井に抱く清純で健康的なイメージを語り、彼女の安否を気づかい支持するもので、酒井の中国での人気がうかがえる。「信じている」「応援する」「無事でいて」との文言が並び、「子どものころからずっとファンでした」とのメッセージも目立った。「80年代生まれでのりピーを知らない人なんてほとんどいない」「優しさの中に強い心を秘めた女性…のりピーのそんな印象は今も変わることはありません」「彼女の笑顔を見ると心が浄化される」との熱いコメントも。

また、薬物使用疑惑については「まだ決まったわけじゃない。日本の警察も単に“容疑者”としているだけ」「あんなに美しくてかわいくて清純な女性が薬物を使用するわけがない」「“ウソだ！すべてウソだ！これは誰かの罠だ！”そんな非現実的な考えが頭の中をこだましている」と、疑惑を否定したい気持ちの書き込みが目立った。(翻訳・編集/愛玉)