Record China 2009年8月5日(水) 10時48分
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2009年8月4日、秦全耀氏はブログで記事「クリントン元大統領は北朝鮮の“救世主”か?」を発表した。ブッシュ政権下で悪化した米朝関係の改善が期待されている。写真は2008年、香港で開催されたクリントン・グローバル・イニシアチブ・アジア会議。
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2009年8月4日、コマーシャルプランナー・秦全耀(チン・チュエンヤオ)氏はブログで記事「クリントン元大統領は北朝鮮の“救世主”か?」を発表した。共和党のブッシュ政権下で著しく悪化した米朝関係の改善が期待されている。
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平壌市に到着したクリントン元大統領に一人の少女が花束を贈った。秦氏は「北朝鮮の歓待も無理からぬところ。制裁で苦しむ同国にとってクリントン元大統領は“救世主”であろう」と指摘した。
クリントン政権時にはカーター元大統領、オルブライト国務長官(当時)の派遣など米朝関係は好転の兆を見せていた。最終的には実現しなかったものの、クリントン元大統領自身が訪朝する計画もあったという。
状況が一変したのはブッシュ政権誕生以後のこと。北朝鮮は「悪の枢軸」と名指しされ、両国関係は一気に緊張へと向かった。オバマ大統領は就任前からブッシュ政権の北朝鮮外交を批判、このスターリン主義の国家に核兵器を保有させてしまったと嘆いたという。米国に再び民主党政権が誕生したことで、停滞していた対朝外交が新たな動きを見せるのか、注目される。(翻訳・編集/KT)
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